近代産業化遺産コレクションへようこそ
近代産業化遺産とは、日本全国各地に残る明治、大正、昭和の産業建築物・機械・文書などを、経済産業省が歴史的価値を顕在化させ、地域活性化の有益な「種」として、地域の活性化に役立てることを目的として大臣認定したものです。
「近代化産業遺産群33」「近代化産業遺産群 続33」として、44カテゴリ1,000以上が認定されています。
このサイトでは、そのすべてを地図やリアルタイムな画像、映像などで紹介しています。
地図はGoogleマップを使用しており、建築物などは地図上の「大きな地図を見る」からストリートビューを使って、360度パノラマで見ることが可能です。
ピックアップ世界遺産
・明治日本の産業革命遺産産(世界文化遺産)2015年7月5日
・富岡製糸場(世界遺産) 2014年6月21日
このサイトでは、平成19年と平成21年に経済産業省が発表した、近代化産業遺産をもとに、建築物に焦点をあてインターネット上のリアル情報を集積しています。
【ビックアップ】
生野銀山~明延鉱山・一円電車~神子畑選鉱場が「鉱石の道」として近代化産業遺産に指定されています。
写真は兵庫県大屋市明延と神子畑の鉱山用軌道、神明電車(一円電車)です。
乗客の数を数えるために住民は1円、観光者は10円といった時もありました。厚手の切符はまだ私の手元に残っています。切符の製造原価が1円50銭だとか・・。
昭和62年に明延鉱山の閉山とともに廃止されましたが、平成19年の「第1回 ふるさと明延まつり」の際、仮軌道を敷設し20年ぶりに運転を再開し、坑道の見学なども随時可能になっています。
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「近代化産業遺産群33について」
平成19年4月、経済産業省では産業遺産活用委員会を設置し、我が国産業の近代化に大きく貢献した「近代化産業遺産」について、地域史、産業史を軸としたストーリーをとりまとめるべく検討を重ねて参りました。
全国の行政、企業関係者のご助力のもと、今般、近代化産業遺産ストーリー33をとりまとめ、ストーリーを構成する近代化産業遺産について、地域活性化に役立つものとして認定をおこなうこととなりましたので、以下の通り公表いたします。
地域活性化の種となるこの近代化産業遺産が、地域の皆様に活用され、大きく花開くことを期待いたします。
平成19年11月30日 経済産業省プレスリリースより
「近代化産業遺産群 続33について」
昨年度とりまとめた全国575カ所の近代化産業遺産を内容とする「近代化産業遺産群 33」に引き続いて、「近代化産業遺産群 続33」として、全国540カ所の近代化産業遺産を認定しました。
「近代化産業遺産」とは、我が国産業の近代化を支えた建造物、機械等について、公募方式により「産業遺産活用委員会(座長は西村幸夫 東京大学
教授・工学博士)」の審議を経て当省が認定しているものです。
近代化産業遺産が地域の関係者の皆様に活用されることにより、地域活性化につながることを目的として認定しています。
平成21年2月6日 経済産業省プレスリリースより