『旧堀三太郎邸跡』 ~子孫に美田を残さず~福岡県直方市

近代産業化遺産、史跡、保存灯台や文化財建築などをまとめて検索!

直方歳時館 《基本情報》

No31
名称直方歳時館
遺産種類筑豊炭田関連遺産
資料等直方歳時
カテゴリ北九州炭鉱
都道府県福岡県
市区町村直方市
概要

『旧堀三太郎邸跡』は、福岡県の筑豊炭田関連遺産として、経済産業省の近代化産業遺産(北九州炭鉱)に登録されています。

筑豊の五大炭鉱主の一人と呼ばれた堀三太郎(1866-1958)が、明治31年(1899年)に1,088坪の広大な敷地に建てた 延べ床面積150坪の純和風の木造建築です。

「子孫の為に美田を残さず」と、昭和16年に市に寄贈し、以降30年にわたって中央公民館として親しまれ、3千組を超える挙式が行われるなど、市民の憩いの場として親しまれてきました。

現在は、生涯学習施設「直方歳時館」として、勉強会や各部屋の囲炉裏などを利用した茶会、講演会やイベント等に利用されています。

ちなみに五大炭鉱主は、麻生太吉、「筑豊の炭坑王」貝島太助、八幡製鉄の基礎を築いた安川敬一郎、伊藤伝右衛門、堀三太郎で、

麻生は第92代の内閣総理大臣 麻生太郎の曽祖父、伊藤伝右衛門は、NHKのTVドラマ「アンと花子」でハナの生涯の腹心の友となった「蓮子」(柳原白蓮)の夫のモデルです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください